「面白い仕事、やりがいのある仕事、責任ある仕事をしたいんです」は良い転職理由?

研究や開発へ転職したい人の中には、

「今やっている仕事は、僕の本当にやりたい仕事ではないんです。僕はもっとやりがいのある仕事をしたい。責任ある仕事をしたいんです」

こんなふうに言う人もいます。

ちなみにこれは、昔の管理人なんですが・・(汗)振り返ってみると、甘いところがたくさんあったなと反省しています。

いま思うのは、「やりがいのある仕事があるわけではなく、仕事を面白くするのは自分次第」ということですね。

「やりがいのある仕事をしたい」「面白い仕事をしたい」という人は、面接で落ちやすい・・

まず正直なところ、下のような感じの人は、いろんな企業の面接で落ちる可能性が高いです。実は管理人もそうでした(汗)

  • 「やりがいのある仕事をしたいんです」
  • 「面白い仕事をしたいんです」
  • 「責任のある仕事をしたいんです」

上のような人が面接で落ちやすい理由は、「何をしたいのかハッキリしないため」です。

「やりがいのある仕事をしたい」という人に「じゃああなたが言う、やりがいのある仕事って何なの?」と聞くと、「そりゃ、、毎日いろんな発見がある仕事だよ」「いろんな人と関われる仕事だよ」のように、フワッとした答が返ってくることが多いです。

本当にやりたいことがある場合、次のようなことを話す人が多いです。

  • 車が好きで、転職したら自動運転技術の開発の仕事をしたい。
  • ずっと応用化学の研究をしてきたから、化学メーカーで新素材の研究開発をしたい。でも製薬メーカーもいいかも。
  • 化粧品が好きだから、化粧品メーカーで研究の仕事をしたいな。

要は「やりたいこと、面白いと思うことがハッキリしているかどうか」が大切です。

もし自分が「やりがいのある仕事がしたい」と思っていたなら、何にやりがいを感じるのか考えることから始めましょう。

2パターンある転職のうち、自分がどちらに当てはまるかを確認しよう

転職を考え始めた最初の段階で考えがまとまらないのは、よくあること。

研究や開発に転職したい人は、大きく2パターンに分かれます。

【研究・開発に転職したい人、2つのパターン】

  1. やりたい研究・開発テーマが決まっている。
  2. 興味のある分野は決まっていないけど、研究や開発に転職したい。

1のパターン、つまり興味のあるテーマや専門分野が決まっている場合、「やりがいのある仕事がしたい」とは言わないはず。何がしたいのかが自分の中で明確なため、「この研究がしたいです」と答えることができます。

この場合は企業に向けて自分の熱意をしっかり伝えられるため、転職もしやすいはず。積極的に面接を受けて、希望の転職を叶えましょう。

次に興味のある分野が決まっていない、2のパターン。

この場合、「面白い仕事をしたいんです」と言う人が多い傾向にあります。新卒で入社した企業を3年以内に辞めてしまう第二新卒など、経験の浅い人に多いパターンです。管理人もまさにこれでした。

やりたい研究や開発テーマが決まっていないなら、まずは自己分析を

自分が何をしたいのか、何にやりがいを感じるのかが分からないなら、いきなり面接を受け始めるより「自己分析」をするべき

「研究や開発に転職したい。でも、どんな研究をしたいのかは決まっていない」という感じだと、「どうして研究・開発をしたいの?」と思われても仕方ありません。また、研究や開発が、あなたにとってベストな仕事ではない可能性もあります。まずは自分自身を見つめ直して、何をしたいのかハッキリさせましょう。

管理人も昔はきちんと自分自身を分かっていなかったので、「面白い仕事をしたい」と言っていたのだと思います。

自己分析は、とにかく紙に書き出すことが大切!

自己分析でやることはシンプル。「自分はどんな仕事がしたいのか?」「なぜ、その仕事がいいのか?」という仕事に関する問いかけを、自分自身に投げかけます。そしてその答を考えていきます。

ここで、「医薬品の開発とか面白そう」のように浮かんできた答は、紙に書いていきましょう。考えたことはすぐに忘れやすく、次々に思いつく考えを全て覚えておくのは難しいです。そのため紙に書いて、後で見直せるようにしておきます。

こうしてドンドン紙に思いついたことを書いていくと、自分の「本当にやりたいこと」が見えてきます。じっくり自己分析をすることで見えてくることが多いので、ぜひ時間を作ってやってみてください。

管理人も最初に転職するまで自己分析をあまりきちんとしなかったのですが、書けば書くほど自分の考えをハッキリさせることができました。ちょっと面倒ですが、本当にオススメです。やりたいことがハッキリすると、面接もスムーズに受かりやすくなります。

(参考)研究・開発へ転職するなら自己分析が大切!迷わずできる方法4ステップ

自分の適性を見極めるために、転職エージェントで相談するのもオススメ

自己分析はとても効果的な方法ですが、いざ自分でやろうとすると、なかなか上手くできないこともあります。なかなか自分の考えが思いつかなかったり、まとまらなかったり、ということはよくあります。

この場合は、転職エージェントに相談すると良いです。

転職エージェントでは、自分に担当のアドバイザーがついてくれます。アドバイザーは求人の紹介や面接のアドバイスをしてくれますが、自己分析も手伝ってくれます

「責任のある仕事をしたいけど、何がしたいのかと言われると答えられない」のように聞けば、アドバイザーが質問しながらやりたいことを引き出してくれます。

転職エージェントは第二新卒や経験が浅い人をたくさんサポートしているため、助けになってくれるはずです。

研究・開発への転職にオススメの転職エージェント!

目の前の仕事に向き合うことで、やりたいことが見えることもある

もうひとつ、意外と大切なのが「今の仕事を頑張ってみる」ということ。

転職をしたいけどまだ会社を辞めていないなら、今の仕事もできるだけ頑張ってみてください。

頑張ると言っても大きな成果を出したり、何か目立つことをしたりする必要はないです。考えてひとつひとつの行動をする、上司や先輩とコミュニケーションをとる、のようなことをしていると、仕事に対してきちんと向き合うことができます。すると「自分はこんな方向に進みたい」というイメージが湧くようになります。

何となく仕事をしていても、やりたいことは見えてこないことが多いです。

管理人も転職で悩んでいたとき、なるべく次へつながるよう前向きに仕事をしていました。「今の仕事も、何か次の研究や開発のプラスになるはず」と考えながら働いていた気がします。

管理人はもともと大学を卒業してから製造の仕事をしていましたが、こうした期間のあと、開発に転職しました。

占いやスピリチュアルはあまり信じないほうですが、「目の前のことを頑張ると、良い流れがくる」というのは、何となく思いますね。

やりがいのある仕事を求めるより、「自分がやりがいや面白さを見つけられるか?」が大切

経験やスキルがある人ほど、やりがいある仕事、面白い仕事、責任ある仕事を「見つけよう」とは考えません。

面白い仕事は見つけるものではなく、自分で面白くしたり、責任感を持って取り組んだり、やりがいを見つけたりするもの。

最初は受け入れにくいかもしれませんが、自己分析をしながら今後の自分を考えてみてくださいね。