将来のビジョンがいまいち湧かない・・という時はどうすればいい?

面接で聞かれることが多い質問に、「将来の自分の理想像や仕事のビジョンはありますか?」というものがあります。

これはある程度研究開発のキャリアがある方ならはっきりとした目標を持っている方もいると思います。
ですが、経験がまだ浅い第二新卒の方や、20代前半・中盤の方の場合、研究や開発として今は仕事をしたいと思っているけれど、さらにその先と言われるとイメージが湧かない・・、という方もいると思います。
そんな時の対処方法についてご紹介したいと思います。

将来のビジョンが見えないのは実は当たり前の面もある

まず最初にお伝えしておきたいのは、将来のビジョンが明確に見えないのは、当然と言えば当然の部分もあるということです。

面接では5年先や10年先の将来のビジョンを聞かれることもあります。
ですが、今の時代は変化のスピードがとても早いので、数年先のことでも予想しにくくなっています。
つい少し前まで、LINEやFacebookはもちろん、スマホもなかった時代です。
それが今ではみんなスマホでLINEや無料ゲームをしているような時代になっています(笑)
こんなのはなかなか予想ができないと思います。

なので、すでに研究や開発職として豊富なキャリアがある方は別ですが、経験の浅い方がはっきりしたビジョンを持つのは難しいのも頷ける部分があります。

方向性やイメージのような内容でも十分

そうは言っても、将来のビジョンを面接官の方に聞かれたら、きちんと答える必要はあります。

イメージ2この時にポイントになるのは、具体的なはっきりとしたものでなくても良いということです。
方向性やこうした感じのイメージ、というものでも十分です。
具体的なイメージは、研究や開発の仕事をある程度経験しないと持ちにくいと思います。
未経験の方がこうした具体的なビジョンを持つのは難しいです。

実は面接官の方も、経験の浅い方には高いレベルの答えはそれほど求めていなかったりします。
具体的なビジョンなどはまだこれから考えていくだろうということは十分承知しています。
それでも質問してくるのは、大体でも良いので将来的なイメージを持っているのかを確認するめです。
大体でイメージを持っておくだけでも、全く持っていないのとではずいぶん違うものなのです。

・研究開発職として仕事をこなせるようになり、第一線で活躍したい
・他のスタッフの方をまとめていくような立場を目指したい
・この研究開発テーマの仕事をまずは深く掘り下げて、スペシャリストになりたい

など、大まかなイメージでも、あなたがイメージを持って前向きに進もうとしていることが伝わります。
まずはざっくり、そこまで具体的でなくても良いと考えると、比較的イメージしやすくなると思います。

スペシャリストかマネジメントか

多くの研究開発の方のキャリアは、大きく分けて2つの方向性に分かれます。
技術の
スペシャリストとして進むか、人をまとめるマネジメント職の方向に進むか、という2つです。

まずはどちらが向いているか、やりたいと思えるかをイメージすると良いでしょう。
何となくあなたがピンとくる方で将来のイメージを膨らませてみてください。

ちなみにもちろんですが、研究開発のキャリアがしっかりとある方は明確なビジョンが必要になります。
もうすでに考えている方もいるかもしれませんが、まだという方は転職活動の際には準備しておきましょう。

さらにもうひと工夫で印象アップ

こうして今後のビジョンがある程度定まったら、もうひとこと加えるとさらに良い回答ができるようになります。
それは「決めたビジョンに向けてどのように仕事をしていくか」を伝えるということです。
目標を決めて、その行動プランも伝えるというイメージです。

「将来的にはリーダーとして研究テーマを牽引する立場になりたいと考えています。
そのためにも、入社させて頂いたらまずはテーマの内容について勉強し、早く研究開発職として一人前の仕事ができるように頑張りたいと思います」

今後の仕事への取り組み方をフレーズに入れておくと、より好印象になります。

分かりやすい例で言うと、「俺は年収1000万になる!」とだけ伝えても、あまり信じてもらえません。
でも、「俺は年収1000万になる!医薬品の研究の仕事に就いて5年間仕事して実績を積めば、かなり見えてくるはず!」と伝えると、かなり信頼されやすくなると思います。
これと同じで、

目標+具体的な行動(これもイメージで良い)

を伝えることが大切です。
ここまで伝えれば、ビジョンについての回答は問題なくクリアできるはずです。

以上、将来のビジョンの描き方や面接の際の答え方についてお伝えしてきました。
将来のビジョンは転職活動が終わっても時々考えてみると良いです。
今後のあなたのキャリアを作っていく上でとても役立ってくれるはずです。
自己分析の要領で、紙に書き出して考えるのもオススメです。