転職するか迷ったときはどうするべき?4つの対処法
転職はこれからのキャリアを大きく変える決断のため、ときには迷うこともあると思います。
- そもそも転職するべき?
- この企業に転職を決めて大丈夫かな・・。
迷ったときには、ここで紹介する4つのことをやってみてください。悩んでも時間をかけて考えれば、きっと答は出せるはずです。
転職するかで迷ったときにやるべき、4つのこと
考える時にやった方が良いのは、以下の4つです。
- 周りの人に相談する。
- 転職エージェントのアドバイザーに相談する。
- 今後について、じっくり考えてみる。
- 企業のサイトや求人情報を見て、転職のイメージを膨らませる。
1. 周りの人に相談する
まずできることは、周りの人に意見を聞いてみること。
転職は、今後の人生を左右する大きな決断。こうしたことは自分だけで考えても答が出せなかったり、決断するのに時間がかかったりします。周りの人に相談することで、決断する材料を増やすことができます。
相談相手は友人・両親・会社の同僚や先輩など。人によってさまざまなアドバイスをしてくれて、「そういう考えもあったな」と気付かされるはず。また、相談して悩みを聞いてもらうだけでも、気持ちがラクになります。
モヤモヤと答が出ないことを考え続けるのは、けっこう大変なもの。周りの人を上手く頼りましょう。
ちなみに会社の人に相談するときは、相手をしっかり考えるべき。人によっては上司に「山田くん、転職しようとしてるみたいですよ」と話してしまい、引き止められることもあります。気をつけましょう。
2. 転職エージェントのアドバイザーに相談する
転職エージェントのアドバイザーに相談するのも、オススメの手段です。
転職エージェントに登録しても、絶対に転職しないといけないわけではありません。リクルートエージェントの方に話を聞きましたが、「半年や1年かけて転職を考える人もいますし、結果的に転職しない方もいます。転職を考えるきっかけのひとつとして、転職エージェントを利用してほしいですね」とのことでした。
転職エージェントのアドバイザーは「転職プロ」としての視点で、アドバイスをしてくれます。アドバイザーはこれまでたくさんの転職希望者の相談に乗ってきているため、これまでの事例を元にアドバイスしてくれます。
もちろんアドバイザーも仕事なので、転職を勧める方向でアドバイスされることもあるかもしれません。ただ、それを知った上で利用すれば、転職エージェントの話は今後を考える上で役立つはずです。最終的に転職するかどうかは自由なので、気軽に相談してみましょう。
3. 今後について、じっくり考えてみる
転職するかで迷うときは、「自分の中で、まだ考えがまとまっていない」ということ。
こんなときには自分自身の今後について、じっくり考えてみましょう。
- 今のまま仕事を続けて、本当に良いのか?
- 自分が本当にやりたいことは何だろう?
- 転職して、何を叶えたいんだろう。
こんなふうに自分自身へ問いかけると、少しずつモヤモヤが晴れてくるはず。そして、転職に求めるものがハッキリします。
これはコーチングという手法ですが、要するに「自己分析」です。
できれば思い浮かんだ考えは、紙に書き出すと良いです。書くことで頭の中が整理されて、「そうか、自分はこの道へ進みたかったんだ」「自分がしたいのはこれなんだ」と気づくことができます。
(参考)研究・開発へ転職するなら自己分析が大切!迷わずできる方法4ステップ
4. 企業のサイトや求人情報を見て、転職のイメージを膨らませる
転職をより具体的に考えるための材料として、転職先として考える企業のサイトや求人情報をチェックしてみるのも良いです。
なるべくさまざまな情報を集めることで、よりリアルに転職後のことを考えることができます。自己分析をするときにも、自分の頭だけで考えるのはなかなか大変。ときには「考えてみたものの、何も思い浮かばない・・」ということもあります。
ちなみに企業について調べるときは、そこで働いたことがある人の口コミを見つけることもあると思います。ただ、口コミサイトはどうしても、マイナスなことが書かれやすいです。もちろん本当のこともあると思いますが、ネガティブな意見だけを信じて「やっぱりやめておこう」となるのではなく、なるべくいろんな情報から、総合的に判断しましょう。
転職には迷いや悩みがつきもの。じっくり考えて決断しよう
転職するかどうか、この企業へ転職して大丈夫か、などで迷ったら、ここで紹介した4つのことをやってみてください。
モヤモヤとした状態が続くのは、けっこう大変なもの。ただ、じっくり考えることで、少しずつ答が見えてくるはず。後悔のない決断ができるよう、時間をかけて考えてみてほしいと思います。