面接官は転職希望者のどこを見ている?6つのチェックポイントと対策方法

転職するときに一番大切なのは、やはり面接。書類もチェックされますが、面接が上手くいくかどうかで採用の大部分は決まります。

では、面接官は一体どんなところに気をつけて応募者を見ているのか?

ここでは「面接官が見ているポイント」を解説します。それぞれについて対策すれば、希望の企業に転職できる確率がグッとアップするはずです!

研究・開発への転職で、面接官が見ている6つのポイント

面接官がチェックしているポイントは、大きく次の6つ。各ポイントについて対策ができているかを確認することで、不採用になる可能性を下げることができます。

  1. これまでの仕事内容・身につけた経験・スキル
  2. その企業への志望動機、なぜその企業で働きたいのか
  3. 前職の退職理由
  4. 自己PR(自分の長所・短所・仕事で活かせる強み)
  5. 仕事への熱意
  6. 立ち振る舞い・態度・表情

1. これまでの仕事内容・身につけた経験・スキル

研究・開発の中途採用で一番チェックされるのが、「どんな経験・スキルを身につけているのか?」ということ。

企業は即戦力を求めていることが多く、入社する人には「いま進んでいる開発案件を任せたい」と考えています。そのため業務をこなすのに必要な力があるかどうかは、しっかり見られます。

ハッキリ言ってここが最重要で、実力さえあれば志望動機や退職理由は関係なく、スムーズに面接が進むこともよくあります。キャリアの棚卸しで、自分自身を振り返っておきましょう。転職エージェントの担当アドバイザーと相談しながら自己分析をするのも良いです。

(参考)研究・開発職の面接でよく聞かれる、専門的な知識・技術の話題への対応

2. その企業への志望動機、なぜその企業で働きたいのか

次に面接でよくチェックされるのが志望動機。「なぜウチで働きたいのか?」ということは、企業にとって気になるところです。

基本ですが、「福利厚生がしっかりしているから」「給料がいいから」「設備や環境が整っているから」という動機はNG。一見良さそうな答え方に思えますが、「ほかの会社でもいいのでは?」と思われてしまいます。

面接官に納得してもらうには、「その企業にしかない特徴」を理由として挙げるのが正解。

  • 「タイヤの開発をするなら、やはり業界でトップを走られている御社で働くのが、やはり一番やりがいがあると感じて応募させて頂きました」
  • 「御社の失敗を恐れず、どんどんチャレンジするという開発風土に惹かれて、ここなら私の専門分野が活かせて、かつ積極的に働けそうだと感じました」

条件面を動機として挙げず、上のように応募する企業の特徴をしっかり踏まえて志望動機を伝えましょう。

こうした内容を考えるには、面接の前に企業をしっかり研究することが大切。求人情報の仕事内容はもちろん、企業のホームページで理念や事業内容、社員インタビューなどをチェックして志望動機を考えましょう。

3. 前職の退職理由

転職のときによく聞かれることとして、退職理由も定番です。企業は「ウチもすぐに辞めないのかな」ということが不安なため、なぜ辞めたかを確認することが多いです。

退職理由を伝えるときは、「マイナスな内容」を伝えるのはNG。「大変なのに、給料が上がらなかったから」「仕事が激務だったから」「人間関係が良くなかったから」のように答えると、それだけで面接に落ちてしまうこともあります。

転職先企業の面接官は、「あなたの頑張りが足りなかったのでは?」と考えます。そのため、たとえ本当に良くなかったとしても、前職を悪く言うべきではないのです。

退職理由は必ず、「前向きな内容」で伝えるべき。

  • 「仕事をする中でさらに上を目指したいという気持ちが湧いてきて、もともと興味のあったエンジンの開発に御社で取り組みたいと思っております」
  • 「正直、前職では私のコミュニケーション力不足から、周りの人と良い人間関係を築けませんでした。これからは今までの自分を反省して、相談や報告などをしっかりしながら、職場の方と良い関係を作れたらと思っています」

「キャリアアップしたいから」という理由は問題ないですが、本心ではマイナスな理由から転職を考える場合、プラスに切り替えて伝えることが大切。上の2つ目のように、「これまでの自分を反省していて、環境を切り替えて頑張りたい」というニュアンスで伝えると良いです。

(参考)今の仕事に不満があって転職する場合に気を付ける、3つのポイント

4. 自己PR(自分の長所・短所・仕事で活かせる強み)

「あなたの長所と短所を、3分で教えてもらえますか?」「当社の仕事で活かせる、あなたの強みは何ですか?」のような質問も、面接でよくあります。

転職をするときには必ず考えることですが、自己PRはしっかり準備しておきましょう。

自己PRは当然ですが、転職する企業に合わせて考えるのが基本。研究や開発は「考えること」や「結果が出ないときに粘り強く取り組む姿勢」が大切なため、これを踏まえてアピールするべき。

OKな例:「私の長所は、忍耐強いところです。もともとサッカーをしていましたがトレーニングが大変だったので、そこで忍耐力が身についたと思っています。研究や開発では結果が出ないこともありますが、試行錯誤を繰り返せば結果は出るはずだと信じて、大きな成果を出していきたいと思います」

NGな例:「私の長所は、料理が得意なところです。料理もものづくりに通じるところがあるので、自分の強みを活かして頑張りたいと思います。」

OKな例のように、自分の強みと仕事を上手くつなげることが大切。逆に仕事とかけ離れたことを強みとして挙げても、面接官からすると「はい??」となってしまいます。ウケを狙うような回答になってしまうこともあるため、気をつけましょう。

5. 仕事への熱意

「この企業で働きたい!」という熱意も面接で大切なポイント。どれくらいその企業で働きたいと思っているかは、あなたの様子や雰囲気から意外と分かります

興味を高めるためには、企業をしっかり研究するのが一番。上でも少し触れましたが、公式サイトを見ていると「こんな事業もやってるんだ」「すごい人がたくさんいそうだな」「いろいろ面白いことにチャレンジできそう」のようにワクワクすることがあるはず。こうした気持ちが熱意につながるため、まずは企業をよく知る必要があります。

逆にこうしたことをせずに求人情報だけで熱意を上げるのは、逆に難しいです。企業のことをよく知って「ここで働きたいな」と思えれば、自然と面接のアピールも上手くできるようになるはずです。好きなことについてアツく語るような感じになります(笑)

6. 立ち振る舞い・態度・表情

研究・開発に転職したい人は、落ち着いた性格の人やコミュニケーションが苦手な人が多いです。ストレートに言うと「地味な人」といえます。

こうした人は経験やスキルがあっても、立ち振る舞いや態度・表情で損をしてしまいがち。背筋が曲がっていたり表情が暗かったりすると、何だか自信がなさそうに見えてしまいます。そのため、なるべく自信をもって明るく振る舞い、ハッキリと話すことが大切。

鏡を見ながら自分の動き方や表情をチェックすると、「もう少し明るい感じを意識しよう」と改善することができます。鏡は見ているようで見ていないため、面接に向けて意識的に鏡を見ると良いです。

しっかりできているか、転職エージェントのアドバイザーにも相談しよう

以上の6ポイントを押さえれば、面接官に好印象をもってもらいやすくなります。転職できるかどうかは面接で大きく左右されるため、力を入れて対策するべき。自己分析やキャリアの棚卸し、自分の立ち振る舞いや表情の改善は少し大変ですが、必ず今後の自分にプラスとなります。各ポイントをしっかりできているか、面接前に確認しましょう!

また、「自己分析をしているけど、どうも上手く進まない」「自分の動き方や表情が良いか確認してほしい」という場合、転職エージェントのアドバイザーに相談するのがオススメ。転職エージェントに登録すると担当のアドバイザーがついてくれますが、「もっとこうしたほうがいいですよ」とアドバイスをしてくれます。転職エージェントのサポートは無料なので、悩んだときはドンドン活用させてもらいましょう。