大手・有名企業の研究開発職って、実際どんな感じ?

どの業界にも、人気が高い企業はありますよね。研究・開発の部署はさまざまな会社にありますが、中でも大手企業は人気が高いです。

ソニー・キャノン・パナソニックなど、挙げたらキリがないですが、こうした企業の研究職や開発職は、まさに「第一線」。転職のハードルは相当高いですが、チャレンジとして目指すのも良いと思います。

大手・有名企業の研究・開発職はこんな感じ

「大手って、実際どんな感じか気になる!」という方のために、大手企業の実際を紹介します。まずはメリットを順番に見ていきましょう。

収入は高めで安定!年収1,000万円も射程圏内

大手といえば、まず気になりやすいのが収入(笑)大手はやはり高く、高めの水準で安定しています。特にボーナスは中小企業と比べてずっと高く、夏冬の合計で100万円を超えることも多いです。

上の求人は、リクルートエージェントにあった大手の機械系企業「ファナック」の案件(2019年4月現在)。収入は400〜1,000万円と幅がありますが、経験やスキルを身につければ高収入になることが分かります。

誰でも年収1,000万円を超えられるわけではありませんが、可能性があるだけでも大きなメリット。仕事はやりがいも大切ですが、それに見合う給料がもらえることも必要ですよね。

ちなみに研究開発は、担当するテーマによって収入が変わることもあります。

花形と言われる主力商品や車の心臓部であるエンジンの開発などは収入が高く、30代で年収1,000万円を超えることもあります。やりがいの面でも、収入面でも、とても魅力的ですね。

仕事は忙しいことが多いが、落ち着いているときもある

大手企業の仕事は、忙しいことが多いです。

大手企業は定期的に新商品を出すため、それに向けてスケジュールを組んでプロジェクトが進められます。

順調にいけば良いですが、「なかなか思う結果が得られない」「あのチームは上手くいっているけど、別のチームが遅れているからマズい・・」なんていうトラブルが起こることもあります。こうなるとドンドン時間が厳しくなり、スケジュールに支障が出ることもあります。

多くの場合、大手企業の開発スケジュールはあまり余裕がありません。これが忙しくなる原因となっています。

ですが、忙しい時期を乗り切ってプロジェクトがひと段落すると、早く帰れることもあります。

また、部署によっても忙しさは変わり、上で紹介したような主力商品の開発では、より激務になる可能性もあります。やりがいや収入を重視するか、自分の時間を大切にするかは、考えておくと良いですね。

ちなみに大手企業は残業があることも多いですが、最近はブラック企業に対する批判が強いので、上限が決められていることが多いです。そして「水曜日は残業なしの日」のように、定時帰りの日が決められていることもあります。

大手企業は過剰労働をさせていると大きな問題になるので、今は労働基準法のルールをしっかり守る企業が増えています。

優秀な人はやっぱり多い

大手企業の研究開発職は入社のハードルが高く、有名大学を卒業した人がたくさん働いています。

高学歴だから絶対に優秀というわけではありませんが、やはり高いレベルで働く人は多いです。管理人の友人も、「アイツらはすげえ・・やっぱり優秀」とぼやいてました(笑)

「レベルの高い環境で仕事をしたい」「第一線で活躍できるエンジニアになりたい」という場合、大手企業の研究・開発はとても刺激的なはず。忙しいときもあると思いますが、それだけ得られるものも大きいです。

学べることが多く、経験・スキルアップに最適

これは上の話に続くことですが、仕事を通して学べることはとても多いです。

大手は研究や開発をするための設備が整っていて、テーマも多岐にわたっています。つまり「幅広い専門知識や技術が、自然と入ってくる」ということです。中小企業にはまずない、エキサイティングな職場環境といえます。

また、働く人は東大や京大出身の人も多く、こうした人といつも過ごすのは自分の成長につながります。

いつも刺激や発見のある環境で仕事をすれば、あなたがスキルアップするスピードはさらに早くなるはず。

その企業でずっと働くのも良いですし、そのときにやりがいを感じる、さらに上のステージを目指すのも良いでしょう。

また、こうした職場でマネジメント職になる人は、さらに優秀。つまり上司も深い専門知識や的確な判断力をもっていることが多く、刺激になります。

大手だから全て良いわけではない!デメリットも知っておくべき

ここまで、大手企業のメリットを見てきました。ただ、大手だから絶対に良いわけではなく、デメリットも理解するべき。

大手企業は転職市場で人気ですが、逆に大手から退職する人もいることは、頭に入れておきましょう。

いつも期限までに「結果」を求められ、プレッシャーがある

大手の仕事は「いつまでに、この結果を出してほしい」というハードルを課されます。つまり、とにかく「結果」が重要視されます。

これは研究や開発の仕事をする以上、常に求められることです。人によってはプレッシャーを感じてしまうこともあるため、自分のチャレンジ精神を確認しましょう。

また、大手企業の優秀な人と一緒に働くのは、「いつも厳しい競争がある」ということ。常に新しいことを学びながら今後の目標を立てて、それに向けて着実に前進する力が必要です。

これができないとずっと役職が付かないまま、もしくは研究・開発を離れないといけなくなる可能性もあります。

管理人の先輩にも、結婚を機に大手の研究職を辞めた人がいました。大手の製薬メーカーで働いていて、一見もったいないように見えますが、やはりそれだけ厳しい環境ということ。高い収入と手厚い待遇が用意されていても、企業によっては良いことばかりでないこともあります。

ただ、社員の働きやすさをきちんと考えている大手企業は多いので、基本は長く勤める人が多いです。

上の先輩の例もわりと特殊なケースで、管理人の友人も特別な事情がない限り、新卒で入社した人はみんなそのまま働いています。なのでトータルで見ると、「やっぱり大手はイイ」ということになるのかもしれません・・。

優秀な人が多いので、役職がつきにくい

大手企業は「入社できれば、それなりにやっていける」というイメージがあります。

ただ、入社後はレベルの高い人と働くため、なかなか昇進できずに給料が伸びないこともあります。

一方で中小企業だと、同じレベルの人が少ないため、ある程度の結果を出せれば課長や部長クラスの役職につけることがよくあります。

もちろん高いハードルにチャレンジするのは良いことですが、入社後も頑張る必要があることは頭に入れておきましょう。

転勤や海外赴任の可能性もあるため、人生設計が難しいことも

大手企業はグローバルに事業を展開しているため、転勤や海外の工場や研究所へ出向くこともあります。

仕事の内容はさまざまで、別事業を展開している研究所へ異動になることや、海外の工場へ技術指導をしに1週間ほど出向くこともあれば、海外の研究所で2年や3年過ごすこともあります。

海外赴任は憧れる人も多いですが、特に結婚するとけっこう大変。「家族と一緒に海外へ行くのか」「子供の学校はどうするか」など、悩むことが増えます。

海外で働くのは大きなスキルアップにつながるため、話が来たら受けるのは良い選択だと思います。ただ、これからの人生設計を考えた上で決める必要があります。

大手だと、こうした可能性があることも理解しておきましょう。

大手の研究・開発はやっぱりオススメ。転職エージェントを使って相談・準備を

以上のように大手の研究・開発は全て良いわけではなく、メリットとデメリット両方あります。ただ、総合的に考えると、大手はやはりオススメ(笑)せっかく転職するなら、考えてみるのはアリだと思います。

大手の採用ハードルはとても高いので、しっかりと面接の準備・対策が必要。そのためには自分で自己分析や書類作成をすることも大切ですが、転職エージェントに相談するのも有効です。

リクルートエージェントやビズリーチなどの大手サービスは同じ大手企業とネットワークがあるため、求人が豊富。さらに転職市場の事情にも詳しいため、あなたの実力で狙いやすい企業を提案してくれます。面接や書類作成のアドバイスもしてくれるため、ぜひ使って憧れの企業を狙ってみてください!