現場経験は研究開発職に転職する際に大きなメリットになる

今製造の仕事をしていて、今後は研究や開発に転職したい方もいると思います。
製造も工夫して頭を使う部分はありますが、新しいものを生み出す仕事をしたい方には、研究や開発がやっぱり向いています。

ただし、製造と研究・開発では求められる知識や仕事のスタイルなどが大きく異なります。
そのため、転職の時にハードルが高くなることも正直あります。
ですが、製造現場を経験していることでのメリットもあります。

量産をイメージして仕事ができる

量産製造経験者のメリット、それは現場が分かっているのでより量産を見据えた設計がしやすいということです。

研究や開発では実際に量産できる規格にまで落とし込みをして、生産ラインに乗せます。

製造の経験があると、量産の際のイメージがつきやすくなります。
なので、それを研究や開発の仕事に生かしていくことができます。

研究と開発のうち、研究は今後のビジネスに繋がる新しいものを発見するという内容の仕事をすることも多いです。
研究するにあたり、高度な専門知識などが必要になることも多いです。
そのため、製造から転職するには高めのハードルがあります。
一方で、開発は製造現場と距離が近い面もあるので、転職できる可能性も比較的あると言えます。

製造経験者の方が研究開発に転職する際のポイント

製造の方が研究や開発に転職する際のポイントは大きく分けて4つあります。

  • 今と同じ分野の研究や開発に転職する
  • 研究職・開発職の人とやり取りが多く、業務の内容をある程度把握していた
  • 生産の仕方などについて、色々な工夫などをしていた
  • 技術に関しての幅広い知識がある

これらのポイントは研究や開発に転職した時にも生かせる要素です。
満たしていると転職できる可能性も上がるので、面接でもしっかりとアピールしていきましょう。
僕も最初生産管理の仕事をしていましたが、そこから研究開発に転職しました。

製造経験者は「研究」よりも「開発」がオススメ

開発求人製造から研究や開発の仕事に転職したい方は、研究よりも開発寄りの仕事がオススメです。

開発の仕事は比較的製造の方ともやり取りが多いので、経験を生かしやすいためです。
量産に入る時には開発と製造のスタッフで打ち合わせや相談などをすることも多いので、その時にも力を発揮することができます。
色々な所で前職の経験を生かせるので、毛色の違う仕事ではありますが、開発は比較的スムーズに切り替えやすいのです。

研究は量産のことは今後の話として、とにかく新規性を見つけることが仕事になることも多いです。
また、よりアカデミックな内容に近い知識が必要になるので、製造の経験を生かしにくく、これはかなり狭き門になると思います。

大手への転職はかなりハードルが高い

あなたの経験にもよりますが、製造から大手の開発などへの転職は相当に厳しい可能性があります。
そのため、中小企業も視野に入れておくと良いでしょう。
中小企業でも良い仕事ができる企業は多くあり、製造の方でも開発や研究への転職が比較的しやすい傾向があります。
中小企業は研究や開発の経験がなくても、関連業務の豊富な経験があれば採用してくれる可能性も高いです。
管理人の企業でも、IT系出身者なのに開発に転職した人がいました(笑)
まずはぴんと来るものがあればチャレンジするのが良いと思います。

製造から研究や開発の仕事をしたいという方の中には、今の製造で仕事をしている分野の研究や開発をしたい方と、分野は幅広く検討している方がいると思います。
分野をある程度幅広く考えている方は、自分に合っていそうだと思ったらチャレンジ精神を持って応募していくことも大切です。