研究・開発職の派遣社員ってどう?正社員になれる?年収や将来性

研究や開発の仕事を、「派遣社員」としてすることもできます。派遣の場合はひとつの企業に縛られない分、より自由度の高い働き方ができます。自分のプライベートを大切にしたり、興味のある企業で働いたりすることができるので、人によってはオススメといえます。

ただ、派遣の研究・開発職が気になっていても、「実際どうなの?」と気になることがありますよね。そこでここでは、「派遣の研究・開発業務」について紹介します。

派遣でも研究・開発の仕事はできる

まず、派遣社員として研究・開発の仕事をすることはできます。

派遣会社に「登録」をすると、その企業から研究・開発の仕事を紹介してもらうことができます。その仕事に興味が湧いたら、「働きたいです」と派遣会社に伝えます。すると派遣会社の担当者が派遣先への手続きをしてくれます。

派遣会社の中には「研究・開発専門の派遣会社」があります。こうした企業にはさまざまな理系の知識を身に付けた人が登録していて、研究・開発の仕事を紹介してもらうことができます。

派遣で研究・開発の仕事をする場合、大きく2パターンに分かれます。

安定やプライベート重視なら「研究・開発補助」がオススメ

「子供がいるけれど、派遣として研究や開発の仕事を続けたい」
「他にもやりたいことがあるから、時間に融通の利きやすい派遣として研究・開発の仕事をしたい」

という場合には、「研究・開発補助」という仕事がオススメです。研究・開発補助で行う仕事は「分析」や「検査」などが中心です。研究や開発では試作品のトライアンドエラーを繰り返しますが、このときに分析や検査を何度も行うことになります。専用の機械に試作品をセットして、テストをスタートさせます。そしてデータを取って、結果をまとめます。研究・開発補助では、こうした仕事の補助をすることがあります。

補助の仕事は、最先端の研究・開発業務はできないことが多いです。そのため「研究・開発職としてさらにスキルや実力を磨きたい」という場合にはオススメしません。ただ、「子育てと仕事を両立したい女性」や「やりたいことがあり、他の活動もしている」という人には向いている仕事だと思います。

実際管理人が働いていた開発部署でも、派遣補助として働いている女性がいました。この女性は分析業務を担当していて、管理人が作ったサンプルの分析をいつもお願いしていました。

経験・実力があるなら高い年収も期待できる

研究・開発職の派遣社員として、高い年収を得ることもできます。この場合、「高い実力・経験・スキル」を身に付けていることが重要です。他の企業でも通用する専門的な知識・技術を身に付けていれば、派遣社員であったとしても30歳で500万円、35歳で600万円、40歳で700万円など、高収入が期待できます。

これからの時代はむしろ、高い実力をもった人は派遣のほうが働きやすいような気がします。最近は大手企業でも窮地に追い込まれてしまうことがありますが、派遣なら自分の興味が湧いた企業に移ることができます。そしてやりがいのある仕事をしながら、ドンドン経験を積んでいくことができます。変化に対応しやすい派遣社員は、今の時代に向いていると思います。

また、今の時点ですごく大きな実績がなくても、自分に合った仕事を紹介してもらうことができます。その仕事でスキルアップをすることにより、次はさらに高いステージの仕事ができる可能性もあります。

派遣会社選びを間違わなければ、大手企業の先端的な研究・開発業務を紹介してもらうことができます。

こうした派遣社員は、まさに「実力主義」といえます。自分の力がダイレクトに仕事内容・収入に反映されるため、やりがいをもって仕事にチャレンジしたい人には良いといえます。

研究・開発の派遣社員は両極端。職場が変わることを「さまざまな仕事で経験を積める」とプラスに捉えられる人や、「仕事は生活のため」と割り切って考えられる人に向いています

企業によっては将来的に正社員雇用もある

派遣先の企業によっては、派遣雇用から正社員雇用に切り替えてくれるところがあります。これは企業ごとに対応が異なるため、直接確認する必要があります

「今は派遣社員で良いけれど、将来的には正社員になりたい」という場合は、面接で「正社員雇用に切り替えてくれるかどうか」を確認すると良いです。

「研究や開発の仕事に就きたいけれど、経験が足りない」という場合には、まずは派遣社員で頑張って実力をつけて、その後正社員に切り替えてもらう、という流れも良いと思います。正直これは、少しハードルが高い道です。

企業にとって派遣社員は、「契約期間が終われば、その後は人件費を節約できる」というメリットがあります。企業が人材を正社員として雇う場合、今後続けて人件費がかかることになります。つまり、「仕事をしっかりこなせない人は、正社員として雇うべきではない」と考えているのです。正社員になるのは大変ではありますが、前向きにしっかり仕事を頑張れば、正社員になれる可能性は十分あります

確実に正社員を目指すためには、派遣会社や派遣先の企業に、「将来的に正社員になりたい」ということをアピールしておくと良いです。また、仕事への姿勢で頑張りを見せていきましょう!

大手の研究・開発派遣会社

大手の研究・開発派遣会社として「株式会社リクルートR&Dスタッフィング」と「株式会社ワールドインテック」が挙げられます。

リクルートR&Dスタッフィングは大手のリクルートグループに属する企業です。リクルートは就職や転職サービスでさまざまな企業とのコネクションがあります。そのためリクルートR&Dスタッフィングで派遣先として働ける企業は幅広く、大手企業からベンチャー企業まで、自分の希望に合った職場を見つけやすいです。

リクルートR&Dスタッフィングは、管理人も面接を受けようとおもったことがあります(笑)ただ、管理人が転職を頻繁に繰り返していた時代は、転職や派遣があまり一般的ではありませんでした。そのため面接を受けませんでしたが、今の時代なら受けていると思います。管理人は仕事にやりがいを求めるので、リクルートR&Dスタッフィングは合いそうだと感じています。

ワールドインテックは化学・生物・バイオ系の知識や経験、スキルを身に付けている人にオススメの派遣会社です。こうした分野は女性も学んでいる人が多いですが、女性にも向いている派遣会社だと思います。ワールドインテックも東証一部上場企業で研究・開発の派遣会社としては大手です。

どちらの派遣会社もまずは話を聞くことができるので、興味があればまずは面接を受けてみると良いですよ。両方とも面白い企業だと思います。

派遣の仕事に将来性は「ある」と思う

最近日本にある大手企業の業績が下がったり、窮地に追い込まれるケースが増えていると思います。その理由はインターネットやスマホなどの普及によって「変化の激しい時代に突入したため」といえます。「ひとつの企業で長く勤める」というこれまでの考え方が変わりつつあり、「いつ会社が危なくなっても、すぐに転職できる力」をつけることが必要になってきています。

派遣社員は契約期間が終われば、一旦その職場での仕事は終了になります。これは「不安定」と見ることもできますが、「別の企業でも経験を積むことができる」というメリットでもあります。そしてこれからの時代は、後者のメリットがより活きると思います。

なので管理人はリクルートやワールドインテックのような「大手の派遣会社」に属してさまざまな仕事をすることは、良いことだと思います。これからの時代にも対応できる実力・スキルを身に付けてほしいと思います。

面接を受けてみて、自分に合うかを確認すべき!

ここでは、「研究・開発の派遣社員」について紹介してきました。「これから自分はどうしたいか」を考えて選択するなら、派遣社員も正社員と同じく「良いキャリア」になります。派遣が合うかどうかは人によって違うため、面接で合うかどうか、ピンとくるかどうかを確認することをオススメします!

ちなみに紹介したリクルートR&Dスタッフィングはリクルートエージェント、ワールドインテックはリクルートエージェントかマイナビエージェントでよく人材が募集されています。興味があれば、チェックしてみてくださいね。