研究開発では成果を出せないとリストラもある?

研究開発職は結果を求められる職種です。
決められた納期に向けて結果を出すことが求められますが、もし結果が出せない場合にどうなるのか気になる方も多いと思います。

これは企業によって対応が違います。
ただし、基本的には外資以外はすぐにリストラということはないです。
ここでは企業の規模での違いをご紹介していますが、それぞれの企業で少しずつ違う部分は出てくるので、参考として考えていただけたらと思います。

大手企業は相談して様子見、ダメなら異動

面談大手の場合、結果が出ないと段階を踏むことが多いです。

なかなか思うようにテストなどが進まない時は上司と相談します。
今の状況やつまずいているポイントについて説明して、上司の方が分かる部分があればアドバイスをもらいます。
これで再度テストを繰り返していき、結果を出せれば挽回できます。
ただ、アドバイスをもらってテストを続けても改善が見られない場合、異動の可能性が高くなります。
製造や品質管理などへの異動や、もう少しメインでない開発テーマの部署に異動になることが多いです。

自分から申し出ることができる場合もあります。
大変だからという理由では中々聞き入れられないかもしれませんが、やりたい開発テーマがあるという方向で話をすれば、タイミングを見て異動できる可能性もあります。

中小企業の場合はテーマがストップになることも

中小企業では上手くいかないテーマがあると、担当者を異動させるのではなく、テーマ自体がストップになるケースもあります。
そもそも研究開発に携われる人が少ない企業も多く、別の人に交代して上手くいくのかと言うと疑問が残る場合も多いためです。

僕が以前いた中小企業でも、テーマが上手くいかなくて、取りやめになることがありました。
上司が「うーん中々結果出ないな。よし、別のやるか!」と意外と軽い感じで変更になりました(笑)

これは、中小企業は研究開発をあまり急いでいない場合も多いということが関係していると思います。

中小企業は今の取引先からの受注で比較的安定している企業も多いです。
そうすると、新しい研究開発をしないといけないと考えてはいても、焦りが生まれにくくなります。
そのため、進みにくいテーマは止めてしまって、新しいことをしようと考えることも多くなります。

そのため結果が出せなくても、ある程度多めに見てもらえることも比較的あります。
じっくりやりたい人にはオススメと言えますね。

外資系は退職の可能性が高い

外資系企業は結果が出せないと早い段階で退職に追いやられる可能性が高いです。

外資は収入の高さが魅力ですが、結果を出すからこそ支払われるものです。
そのため、常に結果を出し続けることが求められます。

結果を出せないと、どこかのタイミングで上司に呼ばれてクビの宣告を受けてしまうという可能性もあるので、日々緊張感を持って仕事をする必要があります。

これを聞くと、「やっぱり外資はキビしい・・」という風に考える方も多いと思います。
ですが、逆に外資では、そうした責任ある仕事をすぐに任せてもらえると捉えることもできます。
日本では経験を積まないとできない仕事が、外資だと意外とすぐにできたりします。
また、緊張感を持つことで、常に自分を高めていこうという気持ちも生まれやすくなります。

もちろん退職の可能性は国内企業よりも高くはなりますが、
「自分のスキルや経験を武器に勝負してみたい!会社なんてたくさんある!一度のリストラくらい、経験と割り切る!」
という方には良い職場だと思います(笑)
本気でやれば意外と結果を出していけることは多いですし、外資で得た経験はとても大きなものとして、その後の転職にも役立ってくれるはずです。
確かにシビアな所はありますが、メリットも沢山ある企業です。

ベンチャー企業は遠回しにクビをほのめかされることも

干されるベンチャーはクビにはなりませんが、遠回しにクビをほのめかされる可能性があると言えます。

国内の企業は外資のように社員をすぐにクビにすることがしにくくなっていますが、ベンチャーの場合、結果を出せない方は企業にとって大きな足かせになってしまいます。
そのため、クビとは言えないけれど自分から退職を申し出てもらうために、仕事がないなどの状況になる可能性があります。

ベンチャーは外資と同じく、合う合わないがハッキリ出やすい企業です。
企業では試用期間として、入社した方を3ヶ月以内であれば辞めさせられるルールがあります。
そのため、ベンチャー企業の上司や社長などは、入社後3ヶ月は本当に仕事をしていける人かということをしっかりと見てきます。

3ヶ月間やっていくことができればその後も上手くいくと思いますし、合わなければその期間で終わりという可能性もあります。

僕もベンチャー企業は経験がありますが、僕のいた所ではあまり仕事をしない方が入社したときは社長がスパッと辞めさせたそうです(汗)
実際に辞めた方を見たことがないので何とも言えませんが、基本はサボらず前向きにやっていて少しずつでも前に進めば、それほど極端なことはないと思います。

考えて行動していけば、そうリストラにはならないです

以上、企業のリストラについてお伝えしてきました。
基本的には、すぐに可能性があるのは外資系のみと思っておけば良いと思います。
そう簡単にはリストラになりません。

研究開発職はもちろん高い専門性やスキルが必要になりますが、その前提となる土台として、「前向きに考えて行動していく力」があれば、研究開発の仕事でも生き残っていけると思います。