研究開発職に向いている5つの資質

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研究や開発の仕事は専門性が高い仕事です。そのため向き不向きがあります。自分に合っているかを確認することで、後悔のない転職をすることができます。ここでは研究・開発の仕事に必要な「5つの資質」紹介します。

技術についての話題が好き

研究職・開発職として仕事をしていくには、「技術についての話題が好き」ということがとても大切です。

研究職や開発職は深く追求する面白さがありますが、ときにはとても専門的なことや、難解な数式などを理解しないといけないことがあります。これを楽しめるかは、やはり好きかどうかに尽きます。

技術の話題は研究開発の仕事をしていると、毎日触れることになります。技術は常に進歩していて、新しい話も次々に出てきます。そのため常に興味をもって、新しい話題も積極的に情報収集できる人に研究職・開発職は向いているといえます。

有名ですが最先端の話題を紹介している「NATURE」や「SCIENCE」、その他新しい論文や特許などを読むのが好きなら問題ないと思います。

新しい発見をするのが好き

研究・開発は、常に分析・検証を繰り返して、新しい結果を導きだすのが仕事になります。そのため、「ルーチンで決まったことをしているほうがラク」という方には向きません。

「何度もテストを繰り返す」というのは一見ルーチン的な作業に見えます。ただ、きちんと意味があり、目的をもって行うものなので、単純作業ではありません。

管理人も同じテストを毎日のように繰り返していたことがありました。正直このときは「今日もこのテストか・・」とため息が出ることもありました(汗)ただ、根気良く繰り返してデータをまとめていくことで、最終的に新しい結果を導き出すことができました。このときは報われた感じがしましたね。週末に飲みに行ったのは言うまでもありません(笑)

今は社長さんが亡くなられてしまいましたが、特徴的な経営で知られる「未来工業」という企業さんが、「常に考える」ということを大切にしています。研究職・開発職はいつも考えることが必要で、考えることが好きな人に向いているといえます。

好きなことに集中できる

研究開発の仕事は「ニッチ(狭い)な分野のスペシャリスト」として仕事をすることになります。たとえば車の開発といっても、沢山のパーツがあります。エンジン・車体・タイヤ・カーナビ・ガラスパネルなど・・。それぞれのパーツごとに開発部門があり、そこにはとても高い専門性を持つ担当者がいます。

研究職・開発職の仕事は、ひとつのことについて追求したり、集中できたりする人に向いています。

また、ひたすらテストや検証を繰り返すときには、忙しくなることがあります。このときには連日かなり大変になることもあります。ですが仕事が好きで、夜遅くまで仕事をするのに抵抗がない人はけっこういます。これは、その分野を追求するのが面白いと感じているからだと思います。

ちなみに人によっては「好きなことに集中できるけど、飽きるのも早い」ということがあると思います。こうした人にとっても、研究開発は向いていると思います。こういう人は新しい刺激を求めて新しいことを追求しやすいからです。研究職・開発職は日々新しい発見・新しい刺激があります。そのため飽きが早い性格でも、飽きずに続けられる仕事だと思います(笑)

失敗を「経験」と前向きに考えられる

研究開発の仕事では上でも紹介しているように、テストを繰り返すことが多いです。こうした中では上手くいかないことが当然あります。結果がなかなか出ないと、ストレスやプレッシャーを感じることがあります。ですがこうした時にも、ヘコみすぎずに仕事を楽しめるかが大切です。

管理人は若いときに結果が出ないプレッシャーから転職してしまった経験があります。今思うと早まった行動で、良い意味で少し楽観的になれば良かったなと思っています。

研究開発の仕事をしている上では「失敗は当然」という感じで、前向きに取り組むと良いと思います。期限が近くて焦ることはありますが、「何とかなる」と思っておくだけでもけっこう違います。

常識やヒューマンスキルを身に付けている

研究職・開発職の仕事はある意味、マニアのような面があります(笑) マニアの人に多いのが、「社会人としての常識やコミュニケーション力が不足していること」です。

中には「自分はコミュニケーションが苦手だから研究の仕事をします」という人がいます。研究・開発の仕事はもくもくとやる仕事と思われがちです。ですが、製造部門や営業部など、ほかの部署の担当者と接することもたくさんあります。なので「ヒューマンスキル」と言われるような「コミュニケーション力」や「常識的な感覚」を身に付けておくほうが良いです。

とくに大手のメーカーや規模の大きな企業になるほど、さまざまな人とのやり取りが増えます。そのためコミュニケーション力がより必要になります。いわゆる「できる人」も、知識の豊富さもさることながら、コミュニケーションが周りの人と上手に取れる人が多いです。

こうしたことは、ある程度身に付けている人が多いかもしれません。「コミュニケーションは苦手だな」と思う場合はこれから直していけば良いので、日頃の生活の中で気をつけてみてください。

当てはまるものが多いほど向いている

以上、研究職・開発職に向いている5つの資質を紹介してきました。これら全てが当てはまっていればベストですが、全部でなくても良いと思います。仕事をする中でより研究や開発の仕事を好きになったり、色々な技術の話題に興味が湧いてくることもよくあります。

あてはまっているものが3つ以上あれば、研究開発の仕事を検討するのも良いと思います。

研究職・開発職の求人探し・情報収集を失敗しないためには?

研究職・開発職への転職を検討したい、情報収集を始めるには「転職エージェント」を活用するのがオススメです。転職エージェントはリクルートエージェント、マイナビエージェントなどのことを指し、「担当のアドバイザーがついてくれて、転職に関するアドバイスをしてくれるサービス」のことです。

管理人は開発をやっていたせいか、1人で追求するのが好きな性格です。そのため転職も「1人でやったほうが早いし、自分の好きに活動できるから良いだろう」と思っていました。でもそれは間違っていたと思います。独りよがりな活動をしてしまい、結果としてあまり満足のいく転職活動ができませんでした

転職エージェントを試しに利用してみると、アドバイザーからの適性に合った求人紹介や、面接のサポートがとても助かりました。正直「無料でここまでしてくれるんだ・・」というクオリティです。転職エージェントは無料で利用できますし、しつこく営業活動をしてくるようなことはありません。希望の仕事を見つけたり、年収アップを狙ったりするには使うことをオススメします。

鉄板の「リクルートエージェント」・「マイナビエージェント」

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研究職・開発職に適した転職エージェントですが、まず鉄板的にオススメなのは「リクルートエージェント」「マイナビエージェント」です。就活のときにリクナビ・マイナビを利用した人は多いと思います。転職でもやはりこの2つは強く、求人量・転職ノウハウ・転職実績・アドバイザーの質の面で抜きん出ています。

とくに研究職・開発職の求人は、とても多いというわけではありません。リクルートとマイナビは企業とのコネがとてもたくさんあるので、その分求人も入ってきやすいです。企業の採用担当者も、「求人募集をするならまずはリクルートかマイナビにお願いしよう」と考えているのです。

リクルートエージェントとマイナビエージェントのどちらにするかは、正直好みで選ぶと良いと思います。管理人はリクルートエージェントを利用しました。転職エージェントはアドバイザーに当たりはずれがあります。そのため、「まずはリクルートを利用してみて、合わなければマイナビ」のように考えても良いと思います。

就職活動でもリクナビとマイナビを併用していた人は多いですが、転職エージェントの複数利用は、良い転職をする上で必須です。

>>「リクルートエージェント」の公式HPはこちらから
>>「マイナビエージェント」の公式HPはこちらから

アピールできる実績があるなら年収アップを狙える「ビズリーチ」

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「ビズリーチ」は特化型の転職エージェントです。年収アップをしたい人向けの求人を厳選して揃えていて、キャリアに合った提案をしてくれます。運営会社の「株式会社ビズリーチ」は2009年に設立された新しい企業です。即戦力人材の転職に絞ったサービスで急成長して、今は求人数5万3千件とかなりたくさんの求人を扱っています。

ビズリーチは利用する人を選びます。無料で利用することができますが、無料版の「スタンダード」はあくまでもお試し。本格的に利用するなら有料の「プレミアム」を利用するのがオススメです。プレミアムプランは今の年収が750万円以下なら2,980円(税抜)/月、750万円以上なら4,980円(税抜)/月で利用できます。有料ですが採用基準によって選抜されたヘッドハンターが年収アップに繋がるハイクラス求人を紹介してくれます。

転職活動を本格的にすると、2〜3ヶ月ほどで転職が決まることが多いです。ビズリーチを利用するなら「約1〜2万円ほどの投資」と考えると良いと思います。

ただ!「お金を払えば良い転職ができる」のは、自分に実績がある場合です。プレミアムプランを利用しても、仕事での実績があまりないなら、利用は控えたほうが良いと思います。逆に自信がある場合は、一度利用してみると良いと思います。

>>ビズリーチの公式HPはこちらから

研究職に特化した「研究職転職ナビ」

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最後に紹介する転職エージェントは「研究職転職ナビ」というサービスです。株式会社アスタミューゼという企業が運営していますが、この会社は研究者向けのデータベースサイト「astamuse(アスタミューゼ)」を運営しています。技術関連の話題が豊富で面白いサイトです。そして、アスタミューゼが作った転職エージェントサービスが「研究職転職ナビ」です。

研究職転職ナビのメリットは、「研究職・開発職のことをよく分かっている」ということ。上で紹介したリクルートエージェント・マイナビエージェントはとくに、転職アドバイザーが文系の人が多いです。つまり、「今のエンジン開発に関する知識やスキルを活かした転職がしたい」と相談しても「はい??」と分かったフリをされてしまうことがあるのです(汗)

研究職転職ナビでは技術的な話題に詳しいアドバイザーが担当としてついてくれます。そして扱っている求人も研究職のみ。そのため的を絞った転職活動をすることができます。アスタミューゼ自身はこれまで転職サービスの運営経験がなかったため、転職サポートのノウハウは転職サービスを長く運営している中堅企業「インテリジェンス」と提携して提供しています。

研究職転職ナビでは近年の研究者の動向をリサーチしていて、研究者を取り巻く環境が、以前と変わってきているのを実感しています。要は追い風になってきているのですが、マンガ形式でその動向を読むことができます。管理人も読みましたが、とても興味深いので情報収集として読んでみると良いと思います。

>>「アスタミューゼ・研究職転職ナビ」のマンガ(登録無料)

自分の資質を把握して、研究職・開発職の検討を!

以上、研究職・開発職に求められる資質と、求人チェックや情報収集に役立つ転職エージェントの紹介をしてきました。研究開発は、向き不向きが分かれやすい仕事です。ですが向いている人には長く追求して仕事をしやすく、変化が大きいこれからの時代にも必要とされる仕事といえます。まずは5つの資質が当てはまっているかを確認して、「向いている」と感じたら、上のエージェントを参考にしてみてほしいと思います。

転職エージェントを利用しても必ず転職しないといけないわけではありません。転職エージェントに登録するときには、転職したい目安の時期を「1ヶ月後・3ヶ月後・半年後・1年後・未定」のように選ぶことができます。そのため早く転職したいならどんどん積極的に利用すれば良いですし、情報収集なら「半年後」や「未定」などを選ぶと良いと思います。ぜひ良い転職をしてほしいと思います。