研究開発職の人はコスト感覚も身につけよう

研究職や開発職の方が身に付けておくと良いものとしてコスト感覚があります。

研究や開発はあなたの好きな研究に没頭できると思っている方も多いです。
ですが、実際は研究にもコストがかかりますし、製品を生産するにもコストがかかります。
このコスト感覚を意識しておくことはとても大切です。

利益を上げる二つの方法

コスト削減ご存知の方もいると思いますが、利益を上げるには二つの方法があります。
新しい商品を販売して売上を伸ばす方法と、余分なコストを削減する方法です。

より高い性能を持つ商品を作れば高く販売ができるため利益に繋がります。
もう一つ、より簡単に作ることができればコスト削減に繋がり、それも利益拡大に繋がります。

理系や研究開発の方は、とにかく思ったように研究をして良いと考える方もいます。
大学でもアセトン(化学系の方なら分かるかも(笑))などをガンガン使ったりしていた方もいるかもしれません。
ですが、企業も費用を投資して研究開発をしています。
資金がかかるのに利益が出ない開発テーマに関しては中止にすることもあり得ます。

経験の浅い方は、自分の研究にどれぐらいのコストがかかっているのか、プロジェクト全体が採算が合うものなのかということを意識できないことが多いです。
ですがキャリアを積むに従い、段々と意識できるようになってきます。
日頃からコスト感覚を意識しておくことで、良い仕事に繋がっていきます。

研究開発職の方がコスト感覚が薄れがちな理由

研究や開発の方はコスト感覚が薄れがちです。
研究や開発では、まずはコストよりも新しい機能を見つけたり、商品開発が優先されることが多いためです

また、大学の研究室なども設備を存分に使い、やりたいようにやれる研究室が多いです。
その気持ちが残ったままで企業の研究開発職になる方が多く、コスト感覚が薄くなっているのです。

ですがある程度のコストのイメージを持ちながら研究開発ができると量産もスムーズにいきますし、細かな点まで配慮できる人と考えてもらえます。

ベンチャー企業の研究開発職では、企業にもよりますが、規模の大きな企業よりもコスト感覚に敏感な企業もあります。
管理人がいた企業では使う設備やキムワイプ、アセトン、手袋などの消耗品まで節約して使うように指示されていました(笑)

コスト意識は行き過ぎると逆に研究に支障が出る可能性はあります。
ですが、自分の仕事が利益に繋がるのか、必要以上にコストがかかっていないかと考えてみることは大切です。

マネジメント職を目指す方は特に身につけるべき

財務特に研究開発職として将来はマネジメント職に就きたいと考えている方は、コスト感覚をより意識できると良いです。
財務の本などを読んでおくもお勧めです。
研究や開発の方でマネジメント関連の本を読む方はあまりいないので、これだけでも差をつけることができます。

もちろん読むだけでは中々身に付きません。
自分の携わっているプロジェクトに当てはめて考えると、より理解できます。
また、技術的な側面からだけでなく色々な面からプロジェクトについて考えられるようになります。
そのため、新しく面白いと感じることも出てくると思います。

マネジメント職に就いてから勉強をする方もいますが、準備は早めにしておくのに超したことはありません。
また、意識を高くして仕事すればマネジメント職に就ける可能性もより早く、高くなります。
20代の方はまだピンと来ないかもしれませんが、ちょっと早めにコスト感覚を意識して準備するのもお勧めです。